
2023.01.10キャンペーン
行ったか?食ったか??エキマルシェ新大阪のあったかフェアやでぇ
開催日 2023.01.10 〜 2023.01.24
あけましておめでとうございます!!
…ちょっと遅すぎですかね、、、
底冷えの続く1月、この時期にとっておきの企画をご準備しました!
今回のテーマは、どストレートに「あったか」!!
純粋に温かいアイテムもあれば、食べる/使うと暖かくなれるアイテムもありますが、
全部ひっくるめて「あったか」なアイテムたちです!!
心も身体もぽかぽかになって、寒いシーズンを乗り越えていきましょう!

(おまけ)今年の大河ドラマの主人公、冬の戦の裏話
今年の大河ドラマは「どうする家康」。
徳川家康の戦いで真冬に行われた戦と言えば、「三方ヶ原の戦い」が真っ先に挙げられるでしょう。
1572年、西上作戦と称して軍を西に向けた武田信玄に対して、家康は果敢に勝負を挑むも惨敗。
人生で負け戦がほとんどない家康にとっては、生涯最大と言ってもいい敗北をこの戦いで喫しました。
ところで、この三方ヶ原の戦いの直後、家康の豪胆さを示す出来事が起こります。
合戦に敗れ、親衛隊のほとんどを討ち取られてしまった家康は、
夜陰に紛れ、命からがら居城・浜松城に単騎で帰還します。
ところが、帰還後直ちに城門を開放するように部下に指示し、
自身はお茶漬けをたらふく食べ、食べ終わるや否や、
ごろんと横になると、いびきをかいて熟睡してしまいました。
家康を追い浜松に到達した武田家の猛将・山県昌景、馬場信春の両名は、
城門が開放された異様な光景に、逆に警戒心を煽られてしまい、
結局浜松を攻めることなく退却。家康は命拾いをしたのでした。
これは、「空城の計」という計略を偽装した、家康の高度な心理作戦でした。
「空城の計」は、城を守る時に使う作戦の一つで、
城門をわざと開放し、敵が油断して入城してきたところを伏兵で襲って攻撃する作戦です。
城を失うリスクは高いものの、油断している敵を強襲することになり、
敵に大ダメージを与えることが出来るため、城を取られた後の戦いを優位に進められます。
いわば、「肉を切らせて骨を断つ」の究極にあると言ってもよい作戦でした。
また、そんな計略なだけあって、相手が警戒心の強い敵であれば、
伏兵を警戒して進軍を躊躇ったり、場合によっては戦わずに撤退したりすることもあります。
その場合は結果的に伏兵は不要となりますが、いずれにせよ、
伏兵を仕掛けられる状況でしか成立しない作戦であることは間違いありませんでした。
ところが、この時の家康は伏兵を全く準備していませんでした。
城門の開放にはタネも仕掛けも無く、文字通り門が開いているだけ。
昌景・信春の両名がなりふり構わず城内に突入してきたら、
伏兵のいない浜松城内は直ちに蹂躙され、家康の命運はここで尽きていたことでしょう。
両名が「空城の計」を警戒し撤退してくれる可能性に賭け、それが見事的中したのです。
また、そんな大胆な作戦を敢行・指示しておきながら、
自分自身は帰還後すぐに熟睡してしまうという、大胆極まりない家康の奇行に、
部下の将兵たちも呆れかえってしまい、城内に漂っていた敗戦の動揺も自然と鎮まったと言われています。
何を考えているか分からないところから「狸」や「狸親父」と渾名され、
信長や秀吉と比べても慎重さが際立つエピソードが多い家康。
しかし、彼もまた英傑と呼ばれるにふさわしい決断力と豪胆さを持ち合わせているのでした。